「行列のできる法律相談所」好きですか?

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「行列のできる法律相談所」好きですか?

「行列のできる法律相談所」好きですか?

『行列のできる法律相談所』は、日本テレビ系列で2002年4月7日から毎週日曜日の21:00 - 21:54(JST)に放送されている法律番組・トークバラエティ番組です。通称は『行列』。ステレオ放送、文字多重放送を実施しています。公式サイトにある「いいことしようプロジェクト」ではトラブル(法律相談)以外の相談者の募集も行っています。

『行列のできる法律相談所』概要

『行列のできる法律相談所』のキャッチコピーは『絶対に訴えてやる!』です。『行列のできる法律相談所』がレギュラー化される前は『守ってあげたい』。再現ドラマで日常のトラブルを提示し、「ここで損害賠償を請求できるのか」などといった課題について司会者を始め、ゲストや弁護士軍団がトークを繰り広げます。2007年以降は企画や法律・相談等のテーマに因んだ出演者のエピソードについてのトークが中心になっています。

『行列のできる法律相談所』の視聴率

『行列のできる法律相談所』は、2002年にレギュラー化されて以来常に視聴者から安定した人気を誇る法律テレビ番組で、時間帯1位の視聴率をほぼ毎週獲得しています。最高視聴率は、『24時間テレビ30 「愛は地球を救う」』の萩本欽一によるチャリティーマラソンが引き続き生中継で放送された2007年8月19日放送分の35.3%です。

『行列のできる法律相談所』出演者

  • 所長
  • 初代所長の島田紳助(以下「紳助」)引退後、正式な2代目所長は置かず、主に行列メンバーでもある3人が交代で所長を務めています。
  • 東野幸治;本番組によって「チリチリ」というあだ名が確立され、「チリチリドリル」という技も誕生させました。紳助引退後だけでなく、それ以前の紳助謹慎時にも代理所長として務めました。トーク中に話してるゲストの方へ向かずに、そっぽへ向いていることが発覚し挙句の果てには知ったかぶりをすることがあったため、紳助からは「問題児」と言われたことがあります。また、『行列のできる法律相談所』出演の仕事を「ぱぁーと行って、笑っていればギャラが入ってくる」と話しています。
  • 宮迫博之;(雨上がり決死隊) ゲストとして何度か出演し、石田純一の番組降板に伴い交代となる形で行列メンバーに昇格しました。主に東野不在の週及び恐妻家を取り上げる時に出演しています。
  • 後藤輝基;(フットボールアワー) 初めて行列メンバーがいない回に出演し、それ以降、定期的に出演するようになりました。
『行列のできる法律相談所』で所長経験のある出演者

以下の出演者は『行列のできる法律相談所』のレギュラー出演者や行列メンバーではありませんが、所長を務めた経験があります。今田は紳助の謹慎期間中に、その他の4名は紳助の引退後に所長を務めました。

  • 今田耕司;2004年11月21日放送分から2005年1月2日のSPまで。東野とタッグで代理所長を務めました。
  • 綾部祐二;(ピース) 2011年12月4日放送分に代理所長を務めました。。
  • 明石家さんま;2012年1月15日放送の2時間SPと翌週の1月22日放送分、10月21日放送の2時間SP。2013年1月6日放送の2時間SPで代理所長を務めました。
  • ベッキー;2012年3月4日放送分。 桝太一(日本テレビアナウンサー) 2013年2月17日放送分で代理所長を務めました。

『行列のできる法律相談所』と弁護士

弁護士は4人がレギュラー出演していますが、彼らの判断が一致することはあまりありません。同じ法律相談に対しても「これは離婚できます」「離婚はできません」などと正反対の判断が下されることが珍しくなく、例え法律相談への結論が一致していたとしても、根拠が全く違うことも多いのです。

『行列のできる法律相談所』と独自の判断

1人の弁護士が断定的に判断を示すという、これまでの法律バラエティ番組のスタイルと異なり、本番組の「複数の弁護士がそれぞれの見地と解釈から判断を示し、その判断がしばしば食い違うところを見せる」という構成は、法律の解釈や適用次第で大きく差異が出ることが珍しくない現実の裁判のような、法律の限界や難しさを提示する新しいスタイルといえるでしょう。

『行列のできる法律相談所』と弁護士の議論

バラエティ番組という性格上の制約から、法律解釈についてあまり突っ込んだ議論がなされるわけではありません。個々の弁護士の(こうあるべきという)意見的解釈と、判例等に基づく法曹界の一般的解釈が、区別されずにトークされることも多くあります。また、バラエティ番組の性格上、個々の弁護士が次第にウケ狙いに走る傾向を見せていることなどから、法律解釈のバリエーションや法律論争の真髄からは離れ、当初は鮮やかであったこの特異性は薄れてきました。特に、これらの傾向は橋下徹、丸山和也のタレント化によるものが大きいのでは無いでしょうか。

『行列のできる法律相談所』とゲスト

本番組のもう1つの特徴はゲスト達のトークでしょうか。司会の盛り上げるトークタイムが番組の大半を占めています。紳助司会時代では磯野貴理子、東野幸治などといった準レギュラー出演者はもちろん、ゲスト出演者も紳助にとことんまでこき下ろされてしまい、出演者同士も互いに毒舌を浴びせあい、さらに弁護士陣の一部まで話に参加させられていました。結果、新番組など告知・宣伝で出演するゲストが限定されていて、定期的に番組宣伝のため出演するゲストは沢村一樹、片瀬那奈、山田優程度でしょうか。その反面、視聴率の高さや司会が紳助であったことから旬のお笑いタレントが出演することが多く、紳助は「芸人の見本市」と称していました。また、紳助が若手芸人にアドバイスをすることも多く、「芸能界で生き残る方法を教えてくださいSP」が放送されていました。

法律番組としての『行列のできる法律相談所』

番組の性格の変化などから、『行列のできる法律相談所』を教養番組や法律番組ではなく、むしろ法律も一部扱っているトークバラエティ番組とみなされることが多いのではないでしょうか。番組名には『法律』と付けられていますが、実際には司会とパネラーの法律とほぼ無関係のトークにほとんどの時間が割かれていて、2007年後半以降は法律相談が1件しかありません(法律をテーマとしたための措置と思われる)。かつては、紳助も番組のトークの中で「これは法律番組ではありません」と発言し、法律番組であることを否定していましたが、2008年に入ってからは法律番組であることを公言したため、番組のスタンス自体が一定していないともいえます。また、紳助司会時代末期では紳助が「一応法律番組なので、法律1個やります」と発言することが恒例でした。

『行列のできる法律相談所』の特徴

法律相談の再現VTR終了後には、要点や論点を振り返る「ポイント整理」があります。「本番組がプライムタイム・レギュラー放送で始まったのは2002年4月7日ですが、実際の放送開始は2000年3月26日の午後1時半から90分の特番で放送された『日テレ式法律バラエティ・守ってあげたい』です。初回のキャッチコピーは「守ってあげたい」で、弁護士軍団は北村、久保田、丸山の3人でした。不定期に特番として放送していましたが(特番時のタイトルは『絶対に訴えてやるぞ!!芸能人VS弁護士軍団・大爆笑!法律バトル』でした)、好評だったためレギュラー番組に昇格しました。スタジオのセットも白を基調としていて、弁護士人気の発端的番組といえるのではないでしょうか。

フジテレビ系列の法律相談番組との問題

『行列のできる法律相談所』がレギュラー化される前の2001年10月に放送が開始されたフジテレビ系列『ザ・ジャッジ! ~得する法律ファイル』(後の『ザ・ジャッジEX』、2005年3月終了)も同じく法律相談を扱った番組で、非常に内容が似ていました。そのため、『行列のできる法律相談所』が抗議文を送るなど、フジテレビとの間で「法律相談番組抗争」が勃発していました。

紳助引退後の対応

  • 2011年8月28日の『行列のできる法律相談所』は、紳助の芸能界引退の影響で休止となり、前枠『世界の果てまでイッテQ!』の2時間スペシャルが放送されました。8月29日に日本テレビより放送継続が発表され、9月4日以降は司会者を交代して継続されることになり、準レギュラーの東野幸治・宮迫博之(雨上がり決死隊)・後藤輝基(フットボールアワー)に加え、綾部祐二(ピース)・明石家さんま・ベッキーが代理司会を務めました。いずれも暫定的な臨時司会であり、正式な後任の司会が起用される予定は現時点でありません。
  • 紳助引退・降板の影響で、各局における再放送は当面の間は別番組に差し替えられ、時差ネット局の沖縄テレビも2011年8月28日から9月25日までは『1億人の大質問!笑ってコラえて!』などに差し替えていました。
  • 紳助引退・降板後、公式サイト上からは紳助に関する名前やトップページの紳助と松本の2人が写った写真などが消去されました。
  • 過去の紳助と出演者のトークのVTRが使用される時は、出演者の発言シーンの部分のみ使用され、紳助の顔や姿が映りこまないように編集して放送されます。
  • 一方で、出演者が紳助の実名を出してトークをすることがあります。引退当初は実名そのままでしたが、その後は「あの人」「先代の師匠」などぼやかした表現になっていきました。しかし、さんまが代理司会をした回では何度も実名を出していました。これはさんまのキャラによるものだと思われます。